お役立ち情報
実地指導の日程は変えられる?変えられない?
今日は、実地指導の日程を変えることが出来るのかについてお話しします。
実地指導の通知は、突然やってきます。
以前は、2週間前の日付が多かったのですが、最近は以前ご紹介した通達から
1ヶ月前が基本となっているようです。
日付がきちんと記してあるので、日程などは変えられないような印象があるかと思いますが、理由を話せば、あとの日程で調整してくれることもあります。
私が知っている延期の理由としては、
・ その日程のその時間では、訪問の調整がつかない
・ 施設のオープン日が直前
・ 職員の急な退職のため、人員の調整が付かない
・ 管理者の家族が急病で、しばらくは看護が必要になった というものでした。
事業所としては、準備期間をある程度確保したいという気持ちがあり、
ずらせるならずらして欲しいと考えている管理者さんも多いのではと思います。
正当な理由があれば、自治体の担当に、変更を申し出ることが出来ることを
覚えておいてください。
とはいえ、指導当日が延期された!と安心してしまっては、意味がありません。
準備を粛々と進めましょう。
過去に3回延期したという、社長さんを知っています。
最終的には、これ以上の延期は無理ですと言われ、指導が実施されました。
結果を聞いてみると、通常よりも厳しめな印象を受けました(延期との因果関係はわかりません)。
自治体もスケジュールに沿って、
通所介護 年間〇件、
訪問介護 年間×件
といった形で実施していますので、
変更は難しいと、電話口で説明される自治体もあるようです。
理想は、いつ実地指導に入られても困らないように、準備をすすめておくのが良いのは言うまでもありません。
それを実現するためにも、必要な書類、必要な記録を準備していきましょう。
準備に関して、ご質問などありましたら、お気軽にご相談下さい。