お役立ち情報
この書類と、この記録を押さえよう。
みなさん、こんにちは。
今日は、実地指導対策のために準備しておくとよい書類についてお話しします。
書類は、大きく分けて2種類、
① 利用者ごとに必要な書類
② 運営で必要な書類 に分けられます。
実地指導がある場合は、
① 現場の職員
② 社長さん、事務担当
が用意する方が良いと思います。
★ 利用者毎に必要な書類
1)サービス契約の書類
□サービス契約書、□重要事項説明書、□個人情報使用同意書
2)被保険者の書類
□介護保険証の複写、□負担割合証の複写
3)ケアプランと個別サービス計画書の書類
□居宅サービス計画(ケアプラン)、□サービス担当者会議資料(照会資料含む)
□(介護予防)個別サービス計画書、□ケアマネ向けモニタリング報告書
4)利用者記録の書類
□利用者カルテ(□アセスメント、□サービスの実施記録、□加算の記録、□評価用紙)
5)レセプト関係の書類
□レセプト関係書類(□介護給付費請求書・明細書、□サービス提供票、
□サービス実績票、□請求書領収書控、□キャンセル代の記録)
★ 運営書類系
6)運営規程、運営に関する書類
□運営規程、□平面図、□業務日誌、□送迎日報、□バイタル表
7)人配配置基準の書類
□勤務形態一覧表(勤務シフト表)、□専門職の資格証、□タイムカード、
□労働契約書、□入社時の秘密保持誓約書、□退職時の秘密保持誓約書
8)事故報告書等の書類
□事故報告書、□ヒヤリハット報告、□苦情・クレーム対応、
□消防計画(避難訓練の記録)、□防災(地震、台風)計画
9)行政への提出書類
□開設時の申請書類、□変更届、□加算届け(関連書類含む)
10)処遇改善加算の書類
□介護職員処遇改善加算関係(□就業規則、□賃金規定、□賃金台帳、
□キャリアパス表、□研修記録)
特に後半6~10)にかけては、当日に追加資料として提出を求められるものもあります。
そのため、全部の書類を用意する必要はありません。
ただ、上記の書類をファイルにまとめておいて、指示されたら、書類を担当者に渡していくと、当日の指導がスムーズにすすみます。
またお互いにストレスなく確認が出来ると、通常は厳しい指導内容になりにくくなります。